青春の終わり



あれから一週間経って何も気持ちの整理ができてないから

もしかしたら私はこのまま関ジャニ∞を追うことに疲れてしまうかもしれないから、ここに関ジャニ∞を大好きだった自分を残しておこうと思う。


色んな思い出はあるけど、私の中のすばるくんの思い出だけを語りたいと思う。



始まりは元々関ジャニ∞を好きだった友達から発売したてのspirits‼︎を見せてもらったこと。


そんなジャニーズに興味はなかった


知らない歌を歌ってる7人のイケメン達を眺めてるだけって感じだったんだけど、かの有名なMCを見たときに関ジャニ∞渋谷すばるのかわいい笑顔に全部を持っていかれた。


おもしろい。おもしろいのに可愛い。なんや歌も上手いやん。目が離せん。


まだ小学生だったからちょっとミーハーなとこもあったんだろうけど、それが全部の始まりだった。


それから関ジャニ∞を好きになったんだけど、まあ、学校でいうても知らん人がほとんど。


カンジャニ?あれセキジャニじゃないん?何回言われたか。

シブタニ?ごめん知らん。あーあのNEWSの錦戸くんがおるとこ?何人かすらみんな知らない。


でもそんなみんながあんま知らないグループを知ってるっていう優越感とかもあったりしてそれはそれでよかった。(ひねくれてんなあ)



中学校入ってからは好きは好きやけどそれよりも部活!!みたいな感じでやっと初めて行ったコンサートは2008年の春コンやった。


親からお小遣い前借りして初めて手に入れたチケット。とにかく嬉しかった。


初めて生で見たすばるくんは本当にちっちゃくて細くて儚げでかっこよくて歌が上手かった。


目の前にトロッコで来てくれたけど感動しすぎて息するのも忘れた。


生で聞いたdesireは中学生の私でも涙が出るほどすばるくんとヤスらしい一曲で今でも1番の名曲だと思ってる。


それからはますますどハマりして関ジャニ∞のためだけにお小遣いを貯金した。年一回のコンサートのためにそりゃもう頑張った。


初めての単独カウコンはさすがに貯金追いつかなくて行けなくて、家で流れるカウントダウンの映像見てしくしく泣いた。


パッチの時はなぜか福岡が平日で福岡しか行かれんから学校休む!!!!って言うて親と相当喧嘩した。

あれが人生で一番大きな家庭内不和だった(笑)

まあ結局行けずじまいだったんだけど。


パッチの映画を観に行った。

私は田舎に住んでるから遠くの県まで行って見ないといけなかったんだけど、一人で行った。


初めての五大ドームツアーん時にすばるくんは色々思うことがあったのか、私が参戦したライブで分かりやすく元気がなくて、心配して帰りの車で泣いた。


すばるくんが傷つくならこれ以上有名になんかならなくていいと思った。


その次のツアーからはファンサなんかはいいから、ただすばるくんが楽しく笑ってればそれでいいと思うようになった。


社会人になって毎日怒られて怒鳴られて心が折れそうな時、関ジャニ∞が支えてくれた。

出勤と帰りの車で流す関ジャニ∞の曲が心の拠り所になった。


社会人なってもアイドル追いかけてんのかとかよく言われるけど、もう好きとかそんなんじゃなくて尊敬してる人たちになってた。


でもだんだん本当に人気が出てきてどんどん遠くに行ってしまうような気がして寂しかった。


∞祭には夏の繁忙期がだだかぶりして休みが取れなくて行けなかった。また泣いた。

発売されたDVDがまじ楽しそうでさらに泣いた。すばるくんがひたすらにかわいい容姿になってた。あの髪型もう一回してほしいよね。


JUKE BOXの時に今の彼氏と出会ってアルバムを聞かせたらすごく褒めてくれて今では一緒にライブに行くほど好きなってくれた。中でもすばるくんを本当によく褒めてくれる。じゃないとこんなに長くて付き合ってない(笑)


そしてソロデビューしたすばるくん。


それを最初に知った時は正直手放しで喜べないというのが本音。


いや、そういうことがしてほしかったわけじゃなくて、どっか私の中にすばるくんはこういう人って決めつけてる部分があったんだと思う。


人見知りで口下手で不器用でヨコとヒナがいてくれないと安心してバラエティもできないようなそんな人だと思っていたから。


急に映画主演です。CDでます。って言われて

待って待って、そんなに急に強くならないでと思ってしまった。


もちろん映画も観に行ったし、ポチ男はすばるくんにしか演じれないものだった。

だってまるですばるくんのことみたいだったから。


でもやっぱり一人ではうまく立ち回れない人でその時のメディアではすばるくんを良く書いてくれる人はいなかった。


ほら、やっぱり。すばるくんはこういう人なんだ。とか思っちゃいけない事思ってた。心配するフリして安心してたのかもしれない。


翌年もソロ活動は続いて、愛想がいいというか大人しいというか、少しずつ変わり始めるすばるくんが確かにいた。


今思えば、あの時の自分は

すばるくんってすごいでしょー?と思う反面

ソロ活動はあまりしないでほしいという思いがあった。


すばるくんが才能の塊だということは知ってる。でもそれはエイトとeighterが知っていればいい。だって世の中が知っていたらすばるくんが遠くに連れ去られてしまう気がしてた。


特にドリフェスのすばるくんの反響はますます不安にさせられた。


完全にアウェイな場所でも彼は周りを味方に変えてしまう力を持っていることに気付かされた。


そのぐらいの時夏のホールツアーが始まって、久しぶりにドーム以外でのライブを見て、関ジャニ∞はちゃんと前だけじゃなくてeighterが置いてかれてないか後ろを振り向きながら歩いてくれるんだと思った。


年二回のライブが当たり前になった。


大倉がライブを欠席した時にはたまたま参戦してて、何も悪くないのに、泣いて謝るすばるくんを見て、この人を好きになって本当によかったと思った。


まっすぐファンを思うすばるくんをみてとにかく涙が止まらなかった。


それからすばるくんのソロ活動も特に目立ったことはなくて、どんどんアイドルらしくなっていくすばるくんを見て本当に安心してた。


一生アイドルやっていきます。


ここまできたらもうずっと一緒におんねやろな。


ジャニーズってええなあ。


全部あなたが言った言葉です。


バカな私は本当にまるっとそれを信じてすばるくんが心で色んな葛藤をしていることに全く気づいていなかった。



6人を引き連れて歌うすばるくんが好きだった。


6人を一言で笑顔にできるすばるくんが好きだった。


6人に甘やかされるすばるくんが好きだった。


6人が大好きなすばるくんが好きだった。


6人に愛され守られるすばるくんが好きだった。



私はすばるくんに対してかなり都合のいい夢を見てて


友達は6人が基本で特にヨコとヒナに挟まれているすばるくんがすばるくんらしくて好きだった。


ヨコとヒナに一生面倒みてくださいって言ってたあの頃のままのすばるくんが私の中にはずっといた。


6人を置いて一人で活動するなんて到底できない人で、7人で叶わない夢なんてないと思ってる人だと思ってた。


新年会の時に言ってた、僕らはまだまだ悔しいですよねって言葉が、これから7人でもっと上に行くぞっていう決意だと思ってた。


こんなに強くなってるなんてまったく思ってなかった。


だからといって6人を捨てただなんて思わない。


昔のすばるくんは離れていたら耐えられない人だっただろうけど

絆が最大限に深まった今、

本当に友達と呼べるようになった今、

たとえ自分がグループを離れてもこの6人は見失わないと思ってしまうぐらいに仲良くなってしまったんだろうね。


頭ではわかってるんだけど、やっぱ気持ちが追いつかない。


今まですばるくんのする事に怒ったことはなかったけど(どこ目線)

これは本当にむかついた。なんやそれ嘘ばっかやんって思ってしまった。


離れていても大丈夫とか、絆とか、そんなんすばるくん傲慢やと思った。


残された6人がどれだけしんどいか。引き留めたいけどすばるくんを信頼してるからこそ止められない歯がゆさとか全部分かった上で行くんだね。


みんなすばるくんの才能とか可能性を分かってるからこそ止められないんだよ。


なんでこんなに歯がゆくて辛くて苦しいのに嫌いになれないの。


いっそ嫌いになれたら、そんな勝手な事する人やったんやこの人無理やわって思えたら。


でもすばるくんを好きだった12年間ですばるくんの魅力も性格も考え方も痛いほど分かってるから。


この決断をするのにこの人がどれだけ苦しんだんだろうと思うと応援するしかないじゃん。


だって6人のことあんなに大切にしてるすばるくんがこんな勝手な決断をするのにどれだけ勇気がいったか。

どれだけみんなに申し訳なく思ってるか分かるから。だから辛い。


今日のスバラジでも、自分を応援してじゃなくて、6人を応援してというようなことばっかりで、そんな風に思うなら辞めないでよと思っちゃうじゃん。


もう12年。たった12年。

すばるくんを応援してたこの時間に嘘はないよ。

すばるくんの14年にも嘘はなかったんだよね。


誰かを傷つけてまで見た夢なら絶対叶えて欲しい。


でも、やっぱり行かないでほしい。この繰り返し。


大倉とのお兄ちゃんのような弟のようなそんな関係が好き。


亮ちゃんのすばるくんへの憧れのような気持ちが好き。


ヤスの年下なのにすばるくんを優しく見守って全部受け入れて許してくれるとこが好き。


マルの渋谷すばる愛というか、オタクに夢を見させてくれるというか、渋谷すばるという人間を尊敬して愛してくれたことが好き


ヒナのすばるくんがすることに一番に笑ってくれて、甘やかしてくれて、会見の時まで幼馴染でいてくれるとこが好き


ヨコのすばるっていう呼び方と、愛のあるイジリと、すばる俺のこと好きやねんっていう遠回しな自慢と、最後まですばるくんを引き止めようとしてくれたことと、ありきたりな方法ですばるくんへの感謝を分かりやすく示してくれるとこと、やっぱりメンバーであり友達でいてくれたことが好き。


この6人のすばるくんへの愛情が本当に好き。


メイキングで7人で笑ってる空間が大好き。


大倉が言ってくれたみたいに消す必要もないんだろうけど、

きっといろんな曲とかタイミングですばるくんの事を思い出すから、


私にはこれからの関ジャニ∞渋谷すばるを今まで通り全力で応援できる自信がない。


身勝手なeighterでごめんなさい。


一週間ずっと考えだけど、やっぱいってらっしゃいという言葉は言えない。


エイトの曲も怖くて聞けない。とにかく心が弱い。


すばるくんが、あんなにまっすぐeighterに言葉を残してるのに、私は現実からただひたすらに逃げている。


4月15日、あの日の会見で記者の人にきちんと目を合わせて、言葉を選んで、でも自分の考えがちゃんと伝わるように話す姿を見て、すばるくんらしいなと思った。


自分の夢を追い求めると、今の関ジャニ∞の夢がグループの夢というよりも自分の夢のために動くことになるのが、グループを大切に思ってるからこそ嫌だったのかなと思う。


それがすごくすばるくんらしいのに初めて受け入れられなかった。そんな自分が本当に嫌だった。



だからここで一回関ジャニ∞から離れてみようと思う。


今のままではあまりにも、すばるくんが見守って欲しいと言ったからとか、6人を見捨てるようなことはできないとか、とても純粋な気持ちで応援ができそうにない。


理由をつけてじゃないと応援できないとか、そんなのは違うから。


12年間のeighterとしての時間。後悔はない。


本当に楽しかったし色んな人と出会えたし、何より私の今の人間性を形成してくれたのはeighterとしての人生があったから。


エイトなしでは、すばるくんなしでは今の私は存在しないから。


たくさんの感謝と、愛情が関ジャニ∞にはあります。


今までも、これからも、

私の人生に存在する担当は渋谷すばるだけです。


いつかヨコとヒナとマルとヤスと亮ちゃんと大倉と、すばるくん。


7人が笑っている未来がありますように。



12年間ありがとうございました。